指導を受けるうえで、「どんな人に教わるのか」は気になるはず。トレーナーの三河は、いったいどんな人物なのか...!? |
こんにちは!『WILD MOVE』トレーナーの三河です。
何かを教わるとき、「誰に教わるのか」って大切ですよね。人柄はもちろん、やはり経歴や考えなども気になるところ。私も学生時代から、これまで色んな方々に出会いました。
「この人に教わりたい!」
「この人のように運動したい!」
そんな風に思える指導者に出会えたら、きっと幸せだと思います。では私が、皆さんにとってそんな相手になれるのか。少しドキドキしながら、その判断材料として自己紹介させてください。
現在、東京都葛飾区に住んでいます。年齢は今年で33歳になりました。3人の子持ちで、全員がなんと男の子。賑やかな家庭で子育てに奮闘中です。仕事は“走る”フリーライターとして、主にスポーツライター活動を行っています。その他に、ナレッジ・リンクス(株)というコンテンツ制作を手がける会社も経営中。それでは、過去の競技歴など突っ込んだ内容もお伝えさせて頂きます。
水泳、そして陸上競技
もともと運動は得意で、幼少期から水泳教室に通っていました。バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールは一通り泳げます。しかし中学校へ入学すると水泳を辞め、陸上部へと入部。室内プールを完備して水泳部のある中学校なんて、全国的にも少ないですから。走ることも嫌いではなく、リレーや中距離走を中心に活動しました。残念だったのは指導者に恵まれなかったこと。顧問は競技経験などなく、誰も“走り方”を教えてはくれません。私を含めた部員は、なんとなくの知識でトレーニングするしかありませんでした。実際のところ、部内でもちゃんと練習していたのは、半分以下でしたけどね。
高校でも陸上部に入部。3000mSCという、何度も大きなハードルのような障害を飛び越えて走る競技を専門にしました。...が、ここでも基本は部員同士だけでの練習。高校になればそれなりに知識もありますが、顧問は短距離系が専門だったこともあり、具体的にトレーニング指導を受けた覚えはほとんどありません。もちろんポテンシャルがなかった…と言われればそれまでですが、自慢できるような記録を残すことはできませんでした。
高校卒業後は1年浪人。新聞配達しながら親元を離れ、入学した大学でも陸上部へ。正直言って迷っていましたが、いつの間にか足が部員勧誘する先輩のもとへ向いていました。しかし競技からは離れて走力も落ちています。
「どうせなら、何かチャレンジしてみたい」
そう考えて選んだのが十種競技。大会はもちろんのこと、限られた時間で各種目のトレーニングを行うことは、思っていた以上に困難なことでした。しかしその代わり、走・投・投、そして短・中・長距離という全ての種目について知見を深められたことは、私の人生にとって大きなプラス要素の経験となります。
メタボからのマラソン&トライアスロン挑戦
大学で陸上部を引退してからは、スポーツからしばらく離れます。大学在学中こそスポーツジムに通って身体を動かしたものの、仕事が始まるとそんな時間もなく。結婚を背景としたいわゆる“幸せ太り”もあって、アスリート時代からは考えられないほどメタボ体型に変化していきます。当時の体重はMAX80kgオーバー。身長166cmと小柄な私にとって、明らかなデブ体型です。
社会人として3年が経つと、大きな人生の転機が訪れました。新卒入社した会社、そして初めて転職した先を退職して独立の道を選んだのです。1年程は本当に忙しかったものの、少しずつゆとりが生まれると、気になり始めたのが“健康”でした。
「今からこんなに太ってたら、将来ヤバくない?」
ただでさえフリーランスは、倒れれば収入にも即影響します。そこで選んだのがランニング。ちょうどそのタイミングで某砂漠ランナーと出会い、一念発起した私は数ヶ月後のハーフマラソンにエントリー。そしてフルマラソンまで走り、遂にはトライアスロンやウルトラマラソンにまで挑戦するようになったのでした。ランニングを初めて半年ほど経った頃から体重も減り始め、現在は56kg前後に落ち着いています。ちなみに初レースの記録は、種目ごとにそれぞれ以下の通りです。
- ハーフマラソン:2時間42分52秒(2011.10タートルマラソン)
- フルマラソン:4時間56分53(2011.12伊豆大島マラソン)
- 100kmマラソン:15時間50分38秒(2012.07奥多摩周遊エコ・ジャーニー)
- トライアスロン(OD):3時間15分02(2012.04石垣島トライアスロン)
どちらかと言えばスプリンター形で鍛えた身体。筋持久力がなく、最初は10km走りきれるようになるだけでも時間がかかりました。マラソンを始めて5年半ですが、自己ベストと比較すると、なかなか順調な伸びだと思っています。やはり種目は違えど、長い陸上競技経験による知識が役立っているのではないでしょうか。
仕事もプライベートも走り回る
現在、私はスポーツライターとしても活動中。雑誌やWebメディアなど、いろんな媒体で取材・執筆しています。主にマラソン関連が多く、仕事でも全国各地を走り回っている状況です。その他、広報など運営に関わっている大会もあります。
月間走行距離は、平均して600kmほど。それでも怪我していないことがプチ自慢。ランニングを始めた当初は10kmも走れませんでしたから、人の身体は不思議なものです。プロアスリートではありませんが、走ることは私にとって大切な仕事の1つ。だからこそ、『WILD MOVE』でも楽しく怪我なく走り続けるためのメソッドをご提供しています。
競技者の“笑顔”を増やしたい!
ランニングを始めたキッカケ、あるいは目的・目標は人によって違うのが当たり前。その中で私は『WILD MOVE』を通じ、競技者である皆さまの笑顔を増やしたいと考えています。
記録が伸び悩んで「もう無理だ」とランニングへの興味を失ってしまったり、怪我ばかりで楽しめなかったり。これは大人だけでなく、学生の部活動でも良く見られることです。私も以前はがむしゃらに走り込み、怪我したことがありました。しかし、これはとてももったいない。正しい知識を学び、動きを身につければ回避できます。
「スポーツは楽しい!」
「身体を動かすことは楽しい!」
トレーニングを通じて、少しでも多くの方々にそう感じてもらえれば幸いです。一緒に、笑顔で運動を楽しみましょう!